猫の行動学1

※見知らぬ空間での行動※
 
 猫は知らない空間に連れてこられた場合、先ず初めに室内をくまなく調べて回ります。歩き回ったり、嗅ぎまわったりしてその空間を認識しようとします。ですから初めのうちは猫のするがままに任せてあまりべたべたと触らないようにしましょう。
※未知の猫の出会い※
 
猫同士の出会いは必ず「鼻対鼻」の嗅ぎあいから始まります。初めの段階では耳は友好的な好奇心をあらわして上向きの前方を向くことが多いです。それから猫たちは動きながらお互いの襟首から脇腹のの臭いを嗅ぎあい、触れ合います。そしてついには相手の肛門をかぎ会う位置まで、そこを念入りに嗅ぎます。それができると次にフレーメン反応を繰り返します。けれども大抵の場合は猫は双方ともに自分の肛門を嗅がせまいと、熱心に自分の下半身を引き離そうとするので猫同士でぐるぐると円を描いて回るようになります。
 出会いが友好的に進展する場合には、一方の猫が尾を高々とあげて肛門を調べることを許します。

※既に猫を飼っていて、多頭飼いをしようとする場合は先住猫の気持ちを優先させましょう※。
 けれども未知の猫同士の出会いがこのような理想的な形で進むことはあまりありません。猫どうしは友好的に振舞おうとするもののどちらか一方が先に臭いを嗅ごうとすると友好的に進展してきた鼓動の連鎖は一気に途切れてしまいます。
 またあいてより先に一歩近づいただけでもう一方の猫は防御の姿勢をとってしまいます。
こうなると猫どうしは距離をとるようになってしまい、一方が近づくと劣位の猫が反撃をするといったことが繰り返されるようになります。あいてが雄どうしの場合は喧嘩になってしまうこともあります。
 このため新たに猫を連れて来た場合はいきなり対面させずケージに入れたまま、先住猫がちかよらない場所で数日過ごさせましょう。先住猫が新しい猫の存在になれてきた頃を見計らってケージ越しに対面させましょう。いっしょにいられる時間を少しづつ延ばしていきます。


 人気ブログランキングへ
 banner2.gif

応援していただけると嬉しいです。
現在の閲覧者数: